Webで見る構造見学会

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建築の図面を確定頂くと建築確認検査機関((一財)茨城県建築センター、日本ERI(株)といった申請機関)に書類を提出し、適合すると建築確認が交付され、工事が開始します。
基礎工事を始める前にまず地盤調査を行います。弊社はジャパンホームシールド(株)さんへ依頼しており、調査方法として、地盤の強度を調べる現地調査・資料調査・周辺調査があります。
現地調査はスウェーデン式サウンディング試験(土の硬さやしまり具合などを判別する)とスクリュードライバーサウンディング試験(土の種類が分かることで地盤の強さが正確に判断できる)を組み合わせた、より精度な地盤の評価が可能な調査方法となっています。
資料調査は昔と今の地図を比べて地形や地盤の高さを確認・推測し、周辺調査は周辺建物や道路の様子を観察します。

調査結果が軟弱であった場合、調査で分かった地盤に合わせて必要な補強工事を行っていきます。
硬い地盤までの深さや軟弱度合いによってさまざまな工法がありますが、最適な方法で補強工事を致します。
調査・解析が終わるとお施主様へ品質保証書が発行され、万が一への万全な備えとして、全棟20年保証をお約束しております。

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地盤調査完了後、基礎工事の職人さんによりまず建物の配置、建物を建てる上での地盤の高さ(GLAND LINE略称:GL)、基礎仕上がりの高さを設定します。
この作業を専門用語で遣方(やりかた)と言います。
これから建てる建物の正確な位置を設定する作業であり、重要な確認作業です。

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基礎を作るために土を掘削することを根切(ねぎり)といい、遣方作業が終わると基礎の形状に合わせて重機を使って掘削した部分に砕石材(厚さ10mm)を敷き詰めていきます。
その後、ランマー転圧機により、砕石材をより固めることで強固な地盤にします(砕石地業)

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砕石地業が終わると型枠材を立てるためのレベルコンクリート(これを捨てコンと呼びます)を建物外周部に打設し、下からの湿気を防ぐため防湿フィルムを敷き込みます。
次に、基礎のコンクリートを打設する所に鉄筋を組んでいきます。この鉄筋配筋加工は自社の作業場で行っております。
鉄筋組が完了するとそれらが正しく組まれているか検査をする「配筋検査」を行います。
これは住宅瑕疵担保履行法に基づく第三者機関(JIO・まもりすまい保険等)検査員による検査を受けています。
これから建てる新築住宅に長く快適に住んで頂くため、住宅の基本構造部分に瑕疵(欠陥)がないか厳しい検査を受けます。

弊社の基礎断面詳細図となり、標準鉄筋仕様です。基礎はベタ基礎(床下部分までしっかりと鉄筋を組み、鉄筋量が多いのが特徴です)
スラブ筋D13@250(Dとは異形鉄筋の外径を表し、10とは鉄筋径を表します)あばら筋D10@250主筋部には弊社独自のD13m/m筋を内・外周すべてに上・下部に2段筋に施工する事により、更なる地震に強い基礎構造を実現させました。
他工務店さんの現場ではまず行っていない施工であり、鉄筋の仕様として耐震性に優れた強い基礎となっております。
また、建物の強さを表す指標として住宅性能表示基準での耐震等級がありますが、弊社は「等級3」相当に値する構造としております。

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検査に適合と判断されるとコンクリートを流す作業(コンクリート打設)となります。
コンクリートはJIS規格の認定を受けている工場より出荷されています。(別紙:コンクリート配合計画書)ポンプ車から枠内に流し込んでいきますが、ベタ基礎のコンクリートは(ベースと立ち上がりという部分で)おおよそ2回に分けてコンクリートを打設します。
ベース養生数日後に立ち上がりコンクリート打設(型枠設置)が行われます。
型枠工事後に、「アンカーボルト」といい、基礎と土台を連結する金物を設置します。風圧や地震から基礎と土台が引きはがされないよう重要な金物となっています。

こちらがコンクリートの配合計画書になります。コンクリートの種類やセメントの記号、呼び強度など、JIS規格による正確な表示が示されています。コンクリートの強度は主に圧縮強度を指し、圧縮強度試験といい生コンクリートをテストピースに採取し、28日間水中に沈め経過後、圧縮試験機にかけて強度を平均値で割り出す試験があります。
この配合計画書にある「呼び強度」とは実際に生コンクリート会社に発注する強度の事を言い、圧縮強度試験の平均値と現場構造物の強度差を見込んで補正、強度割増を行ったものとなります。

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コンクリート打設後は養生期間を置きます。
その養生期間にコンクリートの強度が増し、建物を支える強固な基礎となるのです。
その後、型枠を外して玄関部分のタイル下地となるコンクリート打設をし、設備配管の施工、基礎の仕上げ工事をし、基礎工事完成です。

スラブ厚150(底盤)m/m、立上がり巾150m/m

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基礎工事が終わると、コンクリートの上に基礎内の換気確保をする為に、基礎スペーサー材を設置してから土台や大引きを設置していきます。弊社の土台は高知県と「土佐材パートナー企業」を結んでおり全面的なバックアップを受け、土佐桧を出荷して頂いております。全ての物件において土佐材の桧を使用しており、木材1本1本に「土佐桧」が刻印されています。
古くから桧の生産地として有名な森林県である高知県の土佐桧は四国山脈に囲まれ寒暖差が大きく、また台風の通り道であり雨が多く降るなど厳しい環境の為、しなやかで高強度、脂分の多い立派な桧が育ちます。

当社は土台まで土佐桧を使用しております。

図面はプレカット工場でチェックされ弊社に提出されたものになります。その際、必ず基礎図面との整合性のチェックを行い弊社とプレカット業者による二重のチェックを行ってから加工を行い現場に搬入されます。
現場にて図面と間違いがないか加工された木材をチェックしながら大工さんが設置します。
土台の施工が完了すると、大引き・根太を設置していきます。(大引材 90mm×90mm 根太材 @455m/m)

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土台・大引きに白蟻防除処理を行った後、 根太から大引きの間にマットやボード状の断熱材を隙間なく施工します。
桧は耐久性・保存性が非常に高い上に、独特の良い香りが特徴です。その成分の中に「フィトンチッド」という成分が含まれています。
アロマ効果や、消臭・防虫にも効果があります。家の天敵、白アリにももちろん効果的ではありますが、木材がより長持ちするよう、防蟻処理を行います。
(熱抵抗値2.2m²k/w以上のより気密性の高い断熱材を施工しております。)

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断熱材の施工が終わると、床下地となる構造用合板(厚み24m/m)を敷き込みます。 この工法を「根太レス工法」といいます。
この工法は水平剛力が高い施工工法となっております。

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「上棟」読んで字のごとく棟(むね)上げ(あげ)とも言います。上棟前には安全面を考慮し、必ず先行にて足場を設置し柱・梁材を大工さん4〜5名にて設置していきます。柱も土台と同じ高知県の土佐桧を使用しています。
土佐桧材を出荷している高知おおとよ製材所さんでは高知県ではじめてJAS規格の機械検査区分を導入し、コンピューターにより曲がり・強度・色・含水率を全てチェックすると共に、一本一本人間の目で目視検査も行います。
弊社に送られてくる桧は高知おおとよ製材所さん独自の格付けによるAランクとなっており(含水率20%未満、曲げヤング係数E110)曲げヤング係数とは、JAS規格の木材の強度を表します。木材に加えられた曲げの力とその時のたわみやゆがみの指標で数値が高いほど(50、70、90...)強度がある木材となります。

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2F床梁(別紙) 断面寸法105m/m×105m/m〜105m/m×270m/m、105m/m×300m/m
小屋梁(別紙) 105m/m×105m/m〜105m/m×270m/m

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上棟が終わると大工さんの工事が本格的に始動します。
屋根下地工事は野地板の上に防水・防湿材のアスファルトルーフィング、雨水を軒下へと流す流水テープ、瓦桟を施工します。瓦桟には通常、他工務店さんでは行わない作業、瓦桟1本1本に注入材を施工しています。
注入材を使用することによって耐腐食性、防腐・防蟻処理が施され、耐久性の向上に努めています。
またこの薬剤には有害物質を含んでおりませんので安全性にも優れております。
弊社は他社との差別化を図り、よりお客様に安心し、末永くお住まい頂ける為の建築資材を選定しております。

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日本三大瓦のひとつ、良質な粘土が豊富な愛知県三州三河産の瓦を使用しています。粘土瓦の特徴として耐久性、断熱性、遮音性、地震性、耐風性、耐寒性があり、三州瓦を取り扱う(株)鶴弥さんは、特に防災機能を付加した「防災瓦」の普及に努めているトップメーカーです。
防災瓦の特徴は瓦同士がかみ合うことにより、台風や地震に負けない固定力が高まり、弊社標準仕様の「スーパートライ110」はその防災瓦の代名詞となっている製品です。コンピュータによる製造工程における管理と、瓦1枚1枚目視による厳しい品質チェックを行っているこだわりの瓦が出来上がり、その瓦を現場で施工しております。

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弊社の建物は木造軸組における主要構造、耐震等級3相当の仕様に基づき、構造・設計しております。その設計図面内容通りに大工業者により柱と柱の間に強度をつけるための筋交い材の施工をしております。その作業と並行して、開口部上下に設ける窓台・まぐさを施工します。
また、各部位に金物図面に合わせて適切な金物を施工します。

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内装下地となる石膏ボードを施工する前に躯体検査(中間検査)を行います。主に筋交い、小屋筋交い、金物取付状況の確認、ベランダ防水等がそれぞれ適切に施工されているか検査を行って頂きます。
配筋検査同様、第三者機関の検査員による検査を受けています。

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外壁下地となる透湿防水シートの施工、サッシ廻りには防水テープを施工し、外壁と躯体の間に通気層を設ける通気工法として、通気胴縁材(15mm×45mm)を施工しております。外壁を貼ってしまうと外からは見えない胴縁ですが、こちらも瓦残同様1本1本注入材を使用し、防腐処理を施しております。
瓦桟も胴縁も材料としては小さいですが、建物の仕様材ひとつひとつにもこだわり、厳選したものを使用しております。

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躯体検査(中間検査)合格後、断熱材 グラスウール 熱抵抗値天井4.1m²k/w 壁2.2m²k/w 数値基準以上の断熱材を使用し、施工しております。気密性の高い断熱材を使用している為、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住空間となります。

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断熱材の施工が完了すると、内部造作床を貼り建具枠の取付、 階段材の施工を行います。工事の中間段階として、より安心して頂く為の取り組みとしてお施主様にも現場立会いをして頂き、現場監督立会いのもと、図面内容と現場施工に相違がないか確認を行っております。
立ち合いが完了しますと天井・壁ボード貼りまで行い大工工事が完了します。

キッチンや洗面所・トイレに関して、弊社標準仕様として、耐水性のある特殊な石膏ボード(耐水石膏ボード)を使用し、劣化防止を実現させています。

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大工・業者による工事が完了しますと、建物内部のクロス施工となります。その後、内部機器の取付仕上げ工事が完了となり、クリーニング工事を施工し建物の隅々まできれに仕上げます。
その後、建物完成時に建築確認検査機構((一財)茨城県建築センター、(株)UDI確認検査など)「完了検査」(主に図面との整合性確認)を受けて建物の完成となります。このような工事の流れで弊社の建物はよりお客様に安心・満足いただく為のお住まいづくりをさせて頂いて おります。

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