瓦屋根は、日本や東アジアをはじめ中近東からヨーロッパまで、世界各地で古くから利用されてきました。 瓦の色や形は地域によって違っても、屋根材としての瓦は世界各地に共通する建築文化として存在しています。
当社の屋根材は三州三河産「鶴弥」で生産された瓦を使用しています。 全国シェア約20%を誇る業界最大の瓦メーカーであり、天然素材を主原料とした環境への配慮もなされています。また、地震や台風など自然災害にも強く、耐久性能は100年以上と言われています。
製品の企画・設計・開発業務にあたっては、3次元CADを導入し、設計の段階での検証を行うことにより、設計品質の向上を実現しました。また、開発の段階に応じて「デザインレビュー」を開催し、デザイン、製品仕様、製品性能、ニーズ評価等の検討を行うことで、安心して使用できる製品を市場に送り出しています。
耐風性能試験機(愛知県 愛知県碧南市三河窯業試験場)
瓦単体の性能だけでなく、施工を含めた屋根材としての性能を重視した製品開発を行っています。
屋根施工図面の作成や性能評価など、社内で全て実施し、さらに、ハウスメーカーと共同で屋根の工法や部材等の開発も行っています。
開発にあたり、屋根材に必要な性能を検証するため様々な試験を行っています。
当社とは数十年のお付き合いのある三州瓦日本一の鶴弥さんに瓦の製造工法、現在の状況と原材料のチェック、またレクチャーをして頂くために(専務 青木・工事部長 沼本)愛知県三河まで行ってきました。
壮観です これがすべて瓦です ここから全国へ運ばれてゆきます。
最新技術を導入した阿久比工場 「三井工場長」より説明を受けました
ここから天然原料である粘土が運び込まれます
天然乾燥途中の瓦 若干かたくなっています
これが窯です 1000℃以上の高熱で瓦を焼きあげます
乾燥前の粘土状態の瓦 まだやわらかいです
「釉薬」を塗布している
この様な複雑な瓦は人の手でワンオフされてゆきます
非常に手がこんでます
不良品のチェックはすべて人の手で行います
本社 工場ライン長 間瀬さんより 手作業で行う瓦の工法の説明を受けます
最新の阿久比工場とはまた違った趣き、まさにマイスターの感があります
こちらでは釉薬を手作業で塗っています
これが鶴弥の伝統の窯だ!!日本一の窯と言っても過言ではないはず
役物瓦
株式会社鶴弥の粘土瓦が
日経ホームビルダー「採用したい建材・設備メーカーランキング2017」
粘土瓦(陶器瓦)部門にて4年連続1位に選ばれました。
株式会社鶴弥が
「100年経営の会」(主催:日刊工業新聞社)が主催する長寿企業顕彰にて
「優良100年企業表彰」に選ばれました。